【NETFLIX】第二次世界大戦の実話ドラマ「トランスアトランティック」あらすじ・キャスト・意味

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今回は実話を基にしたネットフリックスのドラマ「トランスアトランティック」(Transatakantic)をご紹介します。

実話を基にしたドラマ

第二次世界大戦中の1940年、フランスがドイツに降伏し、ナチ支配は拡大していきました。

ナチから逃れてフランスに来たドイツ人を助けるため、アメリカ人ジャーナリストVarian Fryを中心に、Emergency Refeguee Conference(ERC)を設立。ナチに追われるドイツ人2,000人以上のアメリカ亡命の手助けに尽力します。

ERCに助けられたドイツ人の中には、ハンナアーレント(政治学者)、マックスエルンスト(彫刻家)、オットー・マイヤーホフ(ノーベル賞受賞)など、著名人も多くいるんです。

実際に、ERCを主導したのは、Varianですが、今回のドラマはERCの歴史を基にしたフィクション小説がもとになっているため、Maryに焦点が当てられています。

なので史実と違う箇所もありますが、ERCやvarian Fryの存在を知れて勉強になりますし、歴史に興味のある方は必見のドラマです。

あらすじ

キャスト

 Mary Jayne Gold役/ジリアン・ジェイコブス

シカゴの裕福な家庭出身の女性で、フランスのマルセイユに住む。

Varian Fryに協力し、金銭的な援助など行う。

実在する女性であり、Varianに協力し、自身が所有する飛行機をフランスに提供するなど、彼女の資金援助を大きな助けになっていました。

アルベルト・ハーシュマン役/ルーカス・イングランダー

経済を学ぶ学生でありユダヤ人。ナチスから逃げるため、マルセイユに行き着いた。

ERCの活動に加わる。

実在する経済学者であり、ERCに助けられてアメリカ亡命した人物のひとり。

ドラマではERCの活動に参加した形になっていますが、メアリーと恋仲だった事実はなさそうです。

実際に、メアリーと恋仲だったのはRaymond Couraudという人物であり、アルベルトとレイモンドをくっつけたのが本作のアルベルトというところでしょうか。

Varian Fry役/コーリー・マイケル・スミス

アメリカ人ジャーナリスト。

ドイツ人を助けるためERCを設立する。

Varian Fryも実在する人物で、ERCの中心人物です。

 Paul Kandjo役/Ralph Amoussou

メアリーが宿泊するホテルの従業員。

ポールは架空の人物みたいです。

Lisa Fittko役/Deleila Piasko

Thomas Lovegrove役/Amit Rahav

Philippe Frot役/Grégory Montel

Graham Patterson役/Corey Stoll

感想

近代史を学ぶ貴重な機会になりました。

ERCのように大きな功績を残しながら広く知られていない人々にスポットライトを当てた作品が好きなので、今回観たのをキッカケに派生的に色々なことを勉強したくなります。

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