日本文化に影響を受けたプエルト・リコ出身のラッパー、ヤング・ミコ(Young Miko)。
幼少期から漫画やアニメに触れていたため、彼女の音楽や考え方には日本文化の影響が大きくかかわっている。
プロフィール

| 本名 | María Victoria Ramírez de Arellano Cardona |
| 誕生日 | 1997年11月8日 |
| 出身地 | プエルト・リコ |
| 身長 | 165センチ |
名前の由来

本名はマリアだが、Miko(ミコ)という日本語に由来する芸名を使っている。
ヤング・ミコ自身がインタビューで、神の使いである巫女を意味すると同時に、「ミ」は美しい、「コ」は日本の女の子の名前によくあるコだから、と説明しており、漢字表記だと「美子」となる。
生い立ち
プエルト・リコのビーチ沿いに住んでいたため、服の下に水着を来て下校後に海へ直行していたという。

サッカーに夢中で、13歳から18歳までプエルトリコの代表に選出される。2017年に開催された17才以下のワールドカップでは、MVPを獲得するほどの実力の持ち主。

スポーツが自身の音楽に与えた影響は大きいと話しており、スポーツを通して粘り強さや緊張などと向き合うことを覚えたと言う。
しかし今後もサッカー人生を歩むつもりはなく、プエルト・リコの大学に進学しデザインを専攻。
自身が好きなタトゥーの彫り師となり、実際に約4年間彫り師として働いていた。

しかし彫り師を続けるには、機材やスタジオ費などお金がかかることが分かり、お金を稼ぐために音楽の道へ。
プエルト・リコは街中に音楽が溢れているまちで馴染みがあっただけでなく、祖母が作曲家でミコのピアノレッスンを見ながら、楽譜を読む祖母の姿を観ていたため人一倍音楽を身近に感じていた。
2017年にサウンドクラウドに自分の曲をアップしたのがキャリアの始まり。

音楽の道に進みたいといったときに、母には叱られたそうだが、父は「有名になれるよ」「女優でも何でもなれる」とミコに声をかけ、逆に母が父に怒る場面もあったそう。
下積み時代には、ディスコでコンサートし、2階の屋根が落ちて会場が大パニックに。周りから叫び声がするなかで見知らぬ赤ちゃんをあやすために子守唄を歌うカオスな状況に陥ったことも。
2021年に発表した《105 freestyle》が大ヒット。プエルト・リコでYou Tubeで最も聴かれた曲5選に選ばれる。

2022年にはバッド・バニーに招待されて、バッド・バニーのコンサートに登場。

2023年には、《FINA》でバッド・バニーとのコラボ曲を発表。バッド・バニーは「この曲にはヤング・ミコが必要なんだ、お願いだ」と懇願したと語っている。

2023年は特に飛躍の年になる。
3月に発表した《Lisa》がスペインでランキング58位に登場。
Feidとコラボした曲《Classy 101》が中南米各国でヒットし、アメリカのビルボードでもホットチャート100のうち99位にランクイン。
その後、Cazzu、Nicki Nicole、Bad Gaylなど多くのアーティストとコラボ。

2024年には、XOXO tourを開催し大盛況に終わった。

レズビアンであることを公表

ヤング・ミコはレズビアンであることを公表している。
信仰深い家庭で育った彼女は、幼少期に女の子が好きと自覚したときに、「頭の中にサタンがいる」と思い、毎週日曜日に教会へ足を運ぶなどしていた。
しかし17歳の時に家族に「女の子が好き」と打ち明けると、家族は考えを変えて彼女を応援してくれたという。
自身の経験から、カミングアウトできずに悩む若者に対して、「怖いのはわかるけど、受けていれてくれる人はいる」とメッセージを送っている。
ちなみに、ミコの弟はゲイであり、ドラッグ・クイーンとしてルゥ・ポールに出演した時には、父親も出演し息子の応援に駆け付けていた。
タトゥー

母親がタトゥーを入れていたため、小さい頃から興味があり、母親にタトゥーのデザイン本を買ってもらい切り抜きして保管していたと語る。
初めて足に彫ったタトゥーは失敗した上で2日間痛みが引かず後悔したというが、今は思い出として残していると話している。
さらに、彼女のタトゥーの多くが、日本文化に影響されたもの。
お気に入りのタトゥーは、腕にある日本式の寺。これは彼女の家族を表しているそう。
これについては、自分の家族に誰にも踏み込まれたくないという気持ちがあり、日本の寺だと汚れを持ち込まないように靴を脱ぐ、という文化に共感したためだとと語る。



背中のドラゴンタトゥーは12時間かかった超大作だとか。


